就職イギリスでの就職活動履歴書=CVとは日本の履歴書はCV(Curriculum Vitae)にあたる。決まったフォーマットはなく、自分で職歴、学歴、資格、基本情報などをわかりやすくまとめる。このとき、個人情報(生年月日、年齢、国籍、既婚・未婚など)を記入する必要はなく、顔写真もつけない。法律上、仕事の内容によってやむを得ないを場合を除いて、雇用者は、年齢、性別、国籍、宗教などによって採用制限を設ける権利はないとされている。 このような事情から、雇用社側も個人情報の取り扱いについて、神経質になりがちなので、履歴書への記載は必要最低限に控えるか、あるいは全く記入しないのがいいだろう。但し、VISAステータスに関しては、移民法と関連して雇用者が知らなくてはならない情報なので、きちんと明記しておこう。 CVで差をつけるCVは応募者にとって「第一予選」のようなもの。決まった形式がない分、その仕事に合った適切なフォーマットで、簡潔かつ効果的に表現しなくてはならない。重要なのは、必要な情報をきちんと伝えながらも、他の候補者にはない個性をどれだけ伝えられるか。文章量、順番、書体に至るまで、気をつけるべきポイントは多数ある。どの募集にも同じもの使うのではなく、仕事の内容にできるだけ合わせて期待されているスキルを強調されるように少々アレンジするといいだろう。ページ数は1~2枚程度。スペルチェックも忘れずに。またカバーレターといって、応募の理由や自己PRを書いた手紙(1枚程度)を添えるのが一般的。 面接のコツ虎の巻として有名なのが「Great Answers to Tough Interview Questions」(Martin John Yate著)。あえて正解がないような答えにくい質問をされたときでも、相手がどのような答えを求めているのかを瞬時に把握し、要点を掴んで受け答えをするためのアドバイスが丁寧に説明されている。他にも、多くのhow to本が出ているので、一冊チェックしておこう。 面接では最後に「質問はありますか?」と聞かれるのが普通だが、面接というのは、一方的なものではないので、聞きたいことがあれば、最後まで待つ必要はなく、どんどん質問をしてOK。そうすることで、積極的な人材だと思ってもらえるだけでなく、相手の反応や答えでどのような会社であるかも見えてくる。お互いの相性を見極め、判断をするためにも、相互的なコミュニケーションを心がけよう。 また履歴書と同様、面接でも雇用側はプライベートな質問をする権利を持たない。「子供はいますか?」、「両親は日本人ですか?」、「年齢は?」などの質問は全て法律上、禁じられているので、採用する側にも注意が必要。面接などで不適切な質問を受けた場合は、Equal Opportunities Commission で相談できる。 情報:Mary Mareton 英国人ライター リクルートメント会社 |