エンターテイメントレストランに関する豆知識ダブルチップに注意! チップ文化に慣れていない日本人にとっては、いつ、どこでチップを渡すべきかは、つねに頭を悩ます問題だ。ファストフード店、パブ以外のレストランでは、基本的に「必要」と考えておくのが、間違いないだろう。勘定にチップ(通常、12.5%)が自動的に加算されているお店もあるので、気づかずに二重払い(ダブルチップ)にならないように注意しよう。チップ込みならレシートの一番下に“Service Charge included”、別なら“Service Charge not included”と書かれている。カードで支払う場合はカードリーダーに表示される。ウエイターがわざわざ指摘してくれるわけではないので、暗証番号入力時に確認を。チップは、あくまでも気持ち。受けたサービスは、チップを払うほどのものではないと感じたのなら、少し言いづらいが、勘定からはずしてもらうこともできる。 水道水について旅行ガイド等には「生水、水道水は飲まない方がいい」と書かれているが、実は、無料の水道水をウエイターに頼むのは、現地では珍しくない行為。とくに、最近ではレストランのテーブルにつくと、すぐに「お水をお持ちしましょうか」と、高いミネラルウォーターの注文を強引に薦める店が増えているといわれており、“The Times”のレストラン評論家ジルズ・コレン氏など「レストランでは水道水を出すべき」という主張で応戦、“水道水論争”が繰り広げられている。 とはいえ、日本のように黙っていて、お冷やが出てくることはない。水道水なら“Tap water(タップウォーター)”、いわゆる日本で言う「ミネラルウォーター」なら“still water”と注文しよう。 テーブルターニングテーブルターニングというのは、できるだけ多くの客に来てもらうために、ディナーに時間制限を設けること。特に、ハイエンドのレストランでは最近増えてきているので、予約を入れるときに、時間制限があるかの確認を忘れずに。 ドレスコード歴史のあるレストランやホテルではまだまだ格式を重んじる風潮があるので、できるだけフォーマルな格好をしていった方が居心地の悪い思いをすることもなくてすむだろう。一方で、最近では高級な店や有名シェフの店でも、敢えてカジュアルに楽しみたいと考えるロンドナーが増えているのも事実。ドレスコードが比較的緩い店も増えているので、たまには挑戦してみたいもの。 ロンドン・ミュージカル事情ニューヨークのブロードウェイに対して、ロンドンには「ウエスト・エンド」と呼ばれる劇場がひしめくエリアがある。ロングランから最近の映画を劇場化したものまで、そのジャンルは幅広く、英語が分からなくても音楽や雰囲気が楽しめるという点で人気が高い。 劇場近くのレストランには、開幕の時間に合わせた特別なコース「プレ・シアター・ミール」を準備しているところが多く、普段であれば敷居が高くて入りづらいお店でも、比較的リーズナブルな値段で楽しめる。 「とにかくロンドンでミュージカルを観てみたい」という方には、当日券が格安で手に入るチケットオフィスがおすすめ。掲示板で演目と代金を確認し窓口で購入する。(劇場近くには多くのチケットオフィスが建ち並ぶが、正式なものはLeister Squareのtktsのみ。)チケット代のほかに手数料もかかることをお忘れなく。
情報:Mary Mareton 英国人ライター |